【肩こりは日本の国民病】
慢性的な肩こりで悩まされる日本の人口は1400万人。スマホの利用やリモートワークが増えてきている今、さらに人口は増えていくことだろう。
僕の妻も昔から肩こりに悩まされてきた一人。所謂スマホ肩こりではなく、生まれた頃から筋肉が固いという体質的なもの。ひどい時はめまいの他、吐気まで襲っており、日常生活も困難な状態の時もあった。
毎晩1時間ほど肩もみをし対応していたが、焼け石に水といった状態。その時、自分は自称ガジェオタなのにこんな時こそ何故機械に頼らないのかと思い、マッサージ器を購入する事になる。
【マッサージ器購入】
ジャパネットとかで売ってる大型のマッサージ機は置く場所が無い為、ハンディタイプの「MYTREX REBIVE」を購入。価格は購入当時で約\23000ほど。こちらは筋膜リリースが行えるタイプのマッサージ器。
他にも色々と候補はあったけど、口コミが多かったのと値段的にはこのあたりが限界の為これに決定。
筋膜リリースって何ぞやって話なんだけど、「筋膜」っていう筋肉を包んでいる膜をリリース(剥がす)して筋肉を柔らかくするというもの。
「筋膜」が萎縮したり、筋肉に癒着したりすると、筋肉が柔軟に動かなくなり、関節の可動域が小さくなる。結果、肩こりや腰痛、身体の柔軟性を失う原因になるんだと。
中身はこんな感じ。高いマッサージガンって初めて買ったけど、高級感がすごかった。
ただし、収納している生地はすさまじいほどホコリが付きやすいので注意。
アタッチメントはたくさん。左から首肩用、太もも背中腰用、ふくらはぎ用、前腕脊柱用、足裏用。材質的には普通のプラスチックで良くも悪くもっていう印象。
充電器&ケーブル付き。5V2Aでの充電。決して早くはない。本体も急速充電には対応していないはずなので、充電器を替えようとも充電速度は変わらない。
そういえば持ち運びが便利な取っ手付き。まああればいいよね程度。材質はゴム。
本体の電源は長押しして使用するタイプで誤作動はほとんどないはず。ボタンを押すたびに振動レベルが1ずつ上がる。5段階の強さを選べるんだけど正直1段階目でも結構強めのパワー。これには本当に驚いた。マックスの5段階目は使っていると工事現場の削岩機が思い浮かぶ程。
ホームページを確認すると使用時間の目安は1日10分以内を2回。どれだけ気持ちよくてもそれを超える使用は推奨されていない。
ちなみに10分間使用すると電源が自動でオフになるため、その都度電源を入れなおす必要がある。
良かった点
とにかく圧倒的なパワー。パワー=正義。ハンディタイプでここまでの威力は期待以上。奥様曰く「めちゃくちゃ気持ちいい。」との事。なお、僕も腰痛持ちなのだが、使用してみると辛いところをガンガン削ってくれる。押されるというよりは削られるといった印象。これが本当に気持ちいい。
人間の手もみももちろん良い所があるわけだけど、凝ったところをとにかく破壊してほしいという要望を満たしてくれるのはコイツのほう。
毎日使用すると2人とも翌朝の目覚めが全然違う。効いているんだな~っていうシンプルな感想。ただし、これで根本的なコリが無くなったというわけではなく、使用を続けないと再び痛みに悩まされることとなるため、継続して使用しなければいけないという呪いにかかってしまった。
ちょっとイマイチな点
あと、一つだけ悪い所を言うとバッテリー持ちと充電速度の問題。僕らはすっかりこのマッサージ器の虜になってしまい、毎日使用しているわけだが、寝る前の充電を何度か怠ると翌日の使用時に突然バッテリーが切れてしまうといった事が結構あった。
充電速度もそんなに速いわけではない為、寝る前に充電して朝起きたらまだ半分くらいといった事もザラにある。よって、毎日使うのであれば毎晩充電は欠かさないようにした方がいい。
結論:コリ持ちは絶対買うべき
人生が変わったとまではいかないけど、もっと早く買っておくべきだったっていう商品。毎日手もみでマッサージをしていた自分をバカらしく感じる。素人の手もみでは到底ここまでの改善はしなかっただろう。朝の目覚めが全然違う。
こういった商品が増えていけば、手もみのマッサージ屋なんかはどんどん減っていくんだろうなと少し複雑な気分になった。吐き気を伴うほどの肩こりや、酷い腰痛がある人はマジで一度試してみてほしい。